ITエンジニア・ITコンサルの次のキャリアを考える方へ
フリーランスとして案件を探すか、正社員として環境を変えるか。
どちらが合うかは、これまでの経験や希望する働き方によって変わります。
セルワークITフリーランスでは、フリーランス向けの案件紹介に加えて、正社員のITエンジニア・ITコンサル向けの転職相談にも対応しています。
まずは、自分の経験でどのような案件・求人が選択肢に入るのかを確認してみてください。

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まずは、自分の経験でどのような案件・求人が選択肢に入るのかを確認してみてください。
Web業界は情報の出回り方が偏りやすく、派手な成功談や炎上系などの極端な体験談も拡散されやすい傾向があります。
その結果、現実の“真ん中”が見えにくくなりがちです。
この記事では、Web系フリーランスの仕事を「職種別」に解像度高く整理しつつ、なぜ“怪しい”と言われるのか、そして新卒からフリーランスのなり方を考えるときの現実を、なるべく地に足のついた形でまとめます。

まず勘違いされがちなこととして、フリーランスは職業名ではなく、契約形態の呼び方です。
会社に雇われて給与をもらうのが「雇用」。
企業と契約して成果物や役務提供の対価をもらうのが「業務委託」や「請負」。
この後者の働き方をしている人を、一般的に「フリーランス」と呼びます。
なので「フリーランスのなり方」を探している時点で、本質から少しズレているケースが多いです。
フリーランスは“なれば安泰”というものではなく、仕事が取れて、契約して、納品(または稼働)している状態を維持することこそが重要だからです。

Web系フリーランスの代表的な仕事は、ざっくり以下の4つに分類されます。
ここからは、それぞれの仕事内容を「実務ベース」で解説します。

Webエンジニアは、WebサイトやWebサービスを「動く形」にする仕事です。
よくある誤解として「プログラミングができればOK」と思われがちですが、実務ではもう少し幅があります。
フリーランスの場合、企業側が求めるのは「即戦力」なので、 “作るだけ”ではなく“任せられる範囲”が広いほど単価が伸びます。
特に近年は、いきなり全部を請け負うより、企業チームの一員として入るスタイル(準委任)が増えています。
Webサービスは作って終わりではなく、作ってからも運用と改善が続くからです。
今は「個人で作れる」より「現場で回せる」が評価されます。

Webデザイナーは、WebサイトやLP、UIの設計を通じて「伝える」「使いやすくする」仕事です。
これも誤解されやすいですが、単に“おしゃれに作る人”ではありません。
フリーランス市場で強いのは、 「デザインを作る」だけじゃなく「目的達成(CV)」に寄せて設計できる人です。
今はデザイナーも「作れる」だけでは単価が伸びにくくなっており、単価が伸びるデザイナーは「成果につながる」寄りです。

Webマーケターは、Web上で集客・売上・問い合わせを増やす仕事です。
フリーランスでも需要は高い一方で、成果が数字で出るためシビアです。
「趣味でSNSをやる延長でできる華やかな仕事」と思われがちですが、実際はSNS以外を占めているのが大半で、仮説を立ててユーザーの反応を見てPDCAを回していく、とても地味な仕事です。

Webマーケは短期で成果が出るものの方が少ないので、長期にわたって「どうすれば売れるか」を考え、実行し、検証できる人が強いです。
また、クライアント企業は「この人に任せたら1ヶ月で売上が倍になった」といった成果を期待しがちなので、期待値調整も重要になります。

Webライターは、Web上の文章コンテンツを作る仕事です。
参入障壁は低いですが、長期で稼ぐには“専門性×設計力”が要ります。
「文章を書くだけだから誰でもできる」と思われがちですが、実際は文章を書いている時間よりも「何を書くか、どんなコンテンツにするか」を考えている時間の方が長いです。
また、「自己表現のための作品」ではなく、「クライアントの認知拡大や売上を上げるため」にコンテンツを作るという意識が必要です。
文章はAIの普及で価値が下がると言われがちですが、これは半分正解で半分は間違いです。
「ただ言われた通りに文章を書くだけ」なら既にAIに代替されていますが、「クライアントの認知拡大や売上を上げるため」の文章が書けるライターなら現在でも価値があります。

Web系フリーランスは、基本的に怪しい仕事ではありません。
理由はシンプルで、Web業界で会社員として経験を積んだ人が独立するケースが多いからです。
制作会社や事業会社で経験を積んで
こういう流れで独立します。そのため、仕事内容は会社員のときと本質的には大きく変わりません。
変わるのは、雇用か業務委託か、という契約形態です。

Web系フリーランスそのものは、Web業界で実務を積んだ人が独立するケースが多く、契約形態が会社員から業務委託に変わっただけのケースが多いので、仕事自体が怪しいわけではありません。
しかし一方で、「フリーランスとして仕事が欲しい未経験者」や「新卒でフリーランスになりたい層」の不安・焦り・憧れに付け込む形で、詐欺や悪質な勧誘が発生しているのも現実です。
国民生活センターは、SNS広告などで「簡単なタスクで稼げる」と誘い、最初に少額報酬を払って信用させた後、「高額報酬のために振込が必要」などと称して入金を繰り返させる手口について注意喚起しています。
ここで重要なのは、「未経験でもすぐ稼げる案件がある」と思わせてお金を騙し取るという構造になっている点です。
「未経験だけどフリーランスとして今すぐ仕事が欲しい」という心理は、こうした手口にとって格好のターゲットになりやすいです。
悪質なケースでは、このような流れも起きます。
消費者庁は、SNSなどを通じた投資や副業といった“もうけ話”について注意喚起ページを設け、安易に信用しないよう促しています。
以下に当てはまるほど危険です。
国民生活センターが注意喚起している通り、「簡単に稼げる」を強調する広告は警戒し、個人情報も安易に渡さないのが鉄則です。
ここは誤解が生まれやすいので、明確に線引きしておきます。
Web系フリーランス自体は怪しいわけではなく、あくまで企業活動を支える外注形態の一つに過ぎません。
ただし、未経験者・新卒など「仕事が欲しい人」を狙って、詐欺的に金銭をだまし取る怪しい業者が混ざっているというのが現状です。
「案件紹介」「簡単に稼げる」を入口にしたものほど、一次情報(公的機関の注意喚起)と照らして慎重に判断しましょう。

結論から言うと、新卒でもフリーランスになること自体はできます。
フリーランスになるだけなら、開業届を出せば済みますし、名乗るだけなら今日からでも可能だからです。
しかし問題はそこじゃありません。
企業がフリーランスに期待するのは、ほぼ例外なく「即戦力」です。
これらは、学校や独学だけでは身につきにくい。実務の中で叩かれて初めて身につく部分が大きいです。
そのため、実務経験ゼロの新卒に「フリーランス案件」が回ってくることは基本的にありません。
もし「経験不問で簡単なタスクなのに報酬が高額でおいしい案件」が回ってきたとしたら、それは搾取の可能性があります。
新卒フリーランスは少なくとも「選べる立場」ではない、という現実は押さえておいた方がいいです。

新卒は基本的にポテンシャル採用です。
「新卒カード」と呼ばれるのは、実務経験がなくてもポテンシャルで採用するからです。
企業は新卒に対してこのような仕組みを用意しています。
でもフリーランスにはこのような仕組みはありません。
フリーランスは「教育される側」ではなく「成果を出す側」だからです。
新卒でフリーランスを選ぶということは、“育ててもらえる制度”を自ら捨てて、いきなり成果責任を背負うということです。
実務経験がないという理由で案件が取れないフリーランスは多くいます。
新卒カードを捨ててフリーランスになるのは、冷静に見るとかなりハードモードということがわかるはずです。

フリーランスは「なる」ものではなく、仕事が取れるようになった結果として、契約形態がそうなるだけです。
本来の順番はこうです。
“なり方”を探すより、先に「どうやって実務経験を積むか」「どうやって実績を作るか」 を考えた方が、圧倒的に勝率は上がります。

「とはいえ、将来的にはフリーランスになりたい」
これは全然問題ありません。むしろ自然です。
ただし勝ち筋は、地味だけど堅いルートになります。
エンジニアになりたいなら、SESでも受託でも自社開発でも良いので、開発の実務経験を積むこと。
デザイナーならWeb制作会社やインハウスデザイナー、マーケターなら広告代理店や制作会社の運用部門を目指すのが近道です。
大企業の総合職だと希望の部署に行けない可能性が高いので、専門職として就職するか、Web系のスタートアップやベンチャー企業で希望しているポジションで就職することをおすすめします。
「教育が必要な段階」だと、フリーランスとしてまず仕事は来ません。
教えられなくても1人で仕事を完結できるスキルがあるのは大前提です。だから2~3年の実務経験が必要なのです。
フリーランスで一番つらいのはスキルより、見積・契約・請求・納期・期待値調整の部分です。
ここを会社員のうちに経験しておくと、独立後の事故率が下がります。

フリーランスの難しさは、技術だけじゃありません。
逆に言えば、ここを織り込んで設計できる人は強いです。“自由”は、準備した人にだけ味方します。

「怪しいかも…」と感じたとき、いちばん怖いのは“判断基準がないまま勢いで動いてしまう”ことです。
全部がダメではありません。ただし、判断基準が必要です。
国民生活センターや消費者庁が注意喚起しているような「簡単に稼げる」系の文脈があるなら、警戒度は上げた方がいいです。
ゼロではありません。
ただし“未経験OKで高単価”みたいな話ほど危ないので、一次情報(公的機関の注意喚起)と照らして慎重に判断してください。
新卒でフリーランスに「なる」ことはできても、実務経験なしでは仕事が来ないのが現実です。
フリーランスは肩書ではなく契約形態なので、まずは新卒カードを活かして実務経験と実績を積み、独立しても回る状態を作るのが堅いです。
ITエンジニア・ITコンサルのキャリアでは、収入、働き方、担当工程、リモート可否など、何を重視するかによって選ぶべき道が変わります。
セルワークITフリーランスでは、上流工程・ITコンサル案件や月80万円以上の案件、リモート可能案件などを扱っています。
一方で、フリーランスだけを前提にせず、正社員転職という選択肢も含めて相談できます。
今の経験を活かして案件を探すべきか、転職で環境を変えるべきか、もう少し経験を積むべきか。
まずは、サービスページで対応領域や案件の特徴を確認してみてください。
セルワークITフリーランス編集部は、ITエンジニア・ITフリーランス・SES人材のキャリア支援を行う「株式会社セルバ」が運営する編集チームです。
株式会社セルバは、Webシステム開発・ポータルサイト構築を中心に20年以上の実績を持ち、IT業界・人材業界の両分野において、事業運営と現場支援の両面から関わってきました。
自社サービスとして、IT人材向けの求人・マッチング・キャリア支援に関する複数のWebサービスを運営しています。
編集部では、そうした事業運営の中で蓄積されてきたITフリーランスからの相談内容、案件参画時の実例、契約・単価・キャリアに関する課題をもとに、実務に即した情報を編集・監修しています。
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