ITエンジニア・ITコンサルの次のキャリアを考える方へ
フリーランスとして案件を探すか、正社員として環境を変えるか。
どちらが合うかは、これまでの経験や希望する働き方によって変わります。
セルワークITフリーランスでは、フリーランス向けの案件紹介に加えて、正社員のITエンジニア・ITコンサル向けの転職相談にも対応しています。
まずは、自分の経験でどのような案件・求人が選択肢に入るのかを確認してみてください。

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まずは、自分の経験でどのような案件・求人が選択肢に入るのかを確認してみてください。
転職サイトや口コミを見ていると、「SES」「客先常駐」「派遣」という言葉が、ほとんど同じ意味のように使われていることがあります。
たとえば、こんな疑問を持つ人は多いでしょう。

SESと客先常駐って何が違うの?



SESって結局は派遣と同じでは?



「やめとけ」とよく言われるけれど、本当にそんなに危険なの?



未経験から入るならSESでも大丈夫?
IT業界に詳しくない段階だと、このあたりはかなり分かりにくい部分です。
この記事では、こうした混ざり合ったイメージをいったん整理したうえで、まずはSESと客先常駐の違いから順番に見ていきます。


たとえば、こんな疑問を持つ人は多いでしょう。



SESと客先常駐って何が違うの?



SESって結局は派遣と同じでは?



「やめとけ」とよく言われるけれど、本当にそんなに危険なの?



未経験から入るならSESでも大丈夫?
IT業界に詳しくない段階だと、このあたりはかなり分かりにくい部分です。
しかもややこしいのは、今の実態だけでなく、昔の業界イメージも一緒に語られやすいことです。
たしかに、2010年代以前のIT業界には、今よりも無理のある働き方や、かなり雑な案件アサインが存在していました。長時間残業が当たり前のように扱われたり、未経験者を経験者のように見せて現場に出したりする話も、まったくの作り話ではありません。そうした時代の印象が、今でもネット上には強く残っています。
一方で、現在は業界全体としてかなり健全化が進んでいます。
昔のような露骨に無茶な案件や、明らかにおかしな運用は、以前よりだいぶ減りました。
ただし、それで「もう安心」と言い切れるわけでもありません。
今でも注意すべき企業はあります。特に未経験者向け求人の中には、エンジニアを募集しているように見せながら、実際には家電量販店やコールセンターに配属したり、「最初は現場経験を積んでから開発へ」と言いながら、そもそも開発案件を持っていなかったりする会社もあります。


最初に整理しておきたいのは、SESと客先常駐は同じ言葉ではないということです。
ここを曖昧なままにしてしまうと、派遣との違いや、求人票の見方まで全部ぶれてしまいます。
SESは「システムエンジニアリングサービス」の略です。
企業がエンジニアの技術力や労働力を提供する契約形態を指します。
つまりSESは、どこで働くかの話ではなく、どういう形で仕事を受けているかの話です。
イメージとしては、次のように考えると分かりやすいです。
要するにSESとは、「働き方の名前」ではなく「仕事の受け方の名前」です。
ここを誤解している人は意外と多く、転職活動の初期段階では「SES=働き方」と思い込んでいるケースも珍しくありません。
しかし、厳密にはそうではありません。
一方で客先常駐は、顧客企業の現場で働く勤務スタイルのことです。
自社のオフィスで仕事をするのではなく、取引先の会社に出向いて、その現場の中で業務を行う。
これが客先常駐です。
最近では、昔のような完全常駐だけでなく、次のような形もあります。
ただ、形が少し変わっても本質は同じです。
顧客側の現場に入って働くことが客先常駐です。
つまり、SES=契約形態、客先常駐=働き方という関係です。
この二つは似た場面で語られやすいですが、そもそも見ている角度が違います。
では、なぜこの二つが同じように扱われがちなのか。
理由はシンプルで、SES案件の多くが客先常駐で行われているからです。
実際、SES企業に入社すると、顧客先に常駐して働くケースがかなり多くなります。
そのため現場感覚では、「SESといえば客先常駐」というイメージが定着しやすいのです。
ここで押さえておきたいのは、次の点です。
この違いを理解していないと、求人票の読み方も雑になります。
求人票に「SES事業を展開」「客先常駐あり」と書いてあるだけで、
と決めつけるのは早すぎます。
逆に、言葉の意味をよく理解しないまま「未経験歓迎」という文言だけを見て安心するのも危険です。
本当に見るべきなのは、
といった中身です。
その前提として、まずはSESは契約、客先常駐は働き方という整理をしておく必要があります。


SESについて調べると、かなりの確率で見かけるのが「SESは派遣と同じ」という言葉です。
たしかに、外から見ると似て見える部分はあります。ですが、法律上は同じではありません。
この誤解が広がるのは、働く側から見るとかなり似て見えるからです。
たとえば、どちらも次のような共通点があります。
こうした状況だけを見ると、「それって派遣と何が違うの?」と思うのは自然です。
SNSや口コミサイトでは、法律上の定義よりも体感ベースの話が広がりやすいため、「SESなんて実質派遣」といった言い方がされやすくなります。
ただし、似て見えることと、法律上同じであることは別です。
派遣契約では、派遣先企業が働く人に対して業務上の指示を出すことができます。
イメージしやすく言うと、派遣では派遣先が次のようなことを直接行えます。
つまり、派遣は派遣先が指揮命令することを前提に成り立つ契約です。
働く人からすると、毎日の動き方を現場側が直接決めることになるため、「現場の上司の指示で動いている」という感覚になりやすいのも当然です。
ここが派遣とSESの大きな違いです。
SESでは、常駐先企業がエンジニアに対して直接指揮命令をすることはできません。
指揮命令権を持つのは、あくまで所属会社側です。
つまり本来の形では、
という構造になります。
ここが派遣とははっきり違います。
この点はかなり重要で、SESを派遣と同じと見なしてしまうと、本質的な違いが見えなくなります。
とはいえ、現場ではこの違いが曖昧になることもあります。
たとえば、SES契約なのに実態としては、
というケースもゼロではありません。
こうした状態を経験した人からすれば、「いや、どう見ても派遣と同じだった」と感じるでしょう。
その感覚自体は分かります。
ただ、それはSESという契約が派遣と同じなのではなく、運用がずさんだったという話です。
だからこそ、転職活動では言葉だけで判断するのではなく、実際の運用実態を見る必要があります。


SESや客先常駐を調べると、「やめとけ」という強い言葉をよく見かけます。
この背景には、単なる偏見だけでなく、過去の業界構造や働き方の問題がありました。
昔のIT業界では、今よりもかなり無理のある働かせ方が存在していました。
当時よく問題視されていたのは、たとえば次のようなものです。
こうした問題が実際にあったため、「SESは厳しい」「客先常駐はきつい」という印象が広がりました。
そして、その時代の口コミや体験談が今もネット上に残っているため、現在の業界を調べた人も、そのイメージをそのまま受け取りやすいのです。
客先常駐が合わない人がいるのも事実です。
これは契約形態の問題というより、働き方そのものの相性の問題です。
常駐では、どうしても次のようなストレスが出やすくなります。
このあたりを苦痛に感じる人にとっては、たとえ労務環境が悪くなくても、「常駐はもう無理」となりやすいです。
そのため、「客先常駐はやめとけ」という意見には、ブラック企業批判だけでなく、単純に働き方との相性の問題も含まれています。
SESや客先常駐が嫌がられる大きな理由の一つが、案件によって成長度合いがかなり変わることです。
とくに問題になりやすいのは、次のようなケースです。
もちろん、こうした業務にも意味はあります。
ただ、本人が「開発をしたい」「エンジニアとして市場価値を上げたい」と思っている場合、それが長く続くとかなり苦しくなります。
結果として、
という状態になりがちです。
これが「SESはキャリアが詰みやすい」と言われる理由の一つです。
本来なら、「悪いのは一部の企業」と整理すべき話でも、求職者から見るとそこを見分けるのは簡単ではありません。
その結果、悪質企業の印象が業界全体に広がりやすくなりました。
ここで大事なのは、SESという形そのものが絶対に悪いわけではないという点です。
問題なのは、
です。
形式だけを見て一括りにするのは正確ではありませんが、悪い会社が混じっているのも事実です。


ここまで読むと、「やっぱりSESは危ないのでは」と感じる人もいるかもしれません。
ただ、それだけで結論づけるのも違います。実際には、今の業界は昔よりかなり健全化しています。
以前に比べると、今は働き方改革や労務管理の強化が進んでいます。
そのため、昔のような露骨に無理な働かせ方はかなり通りにくくなりました。
特に変わった点としては、
といった点があります。
そのため、「客先常駐=即ブラック」というほど単純な時代ではありません。
昔は、未経験者を経験者のように見せて現場に入れる、といった話もありました。
もちろん今でもゼロとは言いませんが、全体としてはかなり減っています。
理由は単純で、そうしたやり方は今ではリスクが高すぎるからです。
こうした事情から、昔ほど露骨なやり方はしにくくなっています。
つまり、「SESはやめとけ」と言われる理由の一部は、2010年代以前の悪いイメージが今も残っているからとも言えます。
今はエンジニア採用が非常に難しい時代です。
そのため、企業側も昔のように雑に採って雑に消耗させる、というやり方を続けにくくなっています。
実際、最近では次のようなことを打ち出すSES企業も増えています。
もちろん、こうした制度が書いてあるだけで安心はできません。
ただ、少なくとも昔のような「入れれば終わり」という会社だけではなくなってきています。
業界全体が改善しているのは事実です。
しかし、だからといって地雷企業がなくなったわけではありません。
特に注意したいのは、未経験者向けの“聞こえの良い求人”です。
表向きは綺麗に見えても、中身を見るとかなり危ないケースがあります。


昔に比べて減ったとはいえ、今でも注意すべき会社はあります。
特に未経験者は、知識が少ない分、うまく言いくるめられやすいので要注意です。
これはかなり典型的な地雷パターンです。求人票では、
といった魅力的な言葉が並んでいるのに、実際には次のような配属をされるケースがあります。
こうした会社は、「まずは社会人経験を積もう」「現場経験をしてから開発へ行こう」と説明することがあります。
しかし、その経験が本当に開発キャリアにつながるかというと、かなり怪しいことが多いです。
これも未経験者が引っかかりやすいポイントです。
面接では、
といった話をされることがあります。
聞こえは良いですが、問題はその会社に本当に開発案件があるのかです。
もし会社が持っている案件の大半が、
ばかりであれば、「将来は開発へ」はただの理想論になってしまいます。
つまり問題は、本人の努力以前に会社の案件構造そのものにあります。
未経験者は、どうしても情報差があります。
そのため、企業側の説明をそのまま信じやすくなります。
とくに次のような言葉は魅力的に見えます。
もちろん、これらの言葉自体が悪いわけではありません。
問題は、中身が伴っていないのに、それっぽく見せる会社があることです。
こうした会社は、エンジニアになりたい未経験者の気持ちにつけ込んでいると言われても仕方ありません。
かなり厳しい言い方ですが、実際にそういう構造は存在します。
未経験者が見るべきなのは、求人票の雰囲気やキャッチコピーではありません。
本当に確認すべきなのは、次のような点です。
ここが曖昧な会社は危険です。
「未経験歓迎」よりも、未経験者が入社後に何をしているかのほうがずっと重要です。


ここまでを踏まえると、未経験者がSESに入ること自体は不可能ではありません。
ただ、キャリアのスタート地点として見ると、あまりおすすめしにくいのが現実です。
経験者であれば、持っているスキルや実績によって案件を選びやすくなります。
しかし未経験者には、その材料がほとんどありません。
その結果、どうなりやすいかというと、
という状況になりがちです。
未経験者は「選ぶ側」ではなく「選ばれる側」になりやすいため、どうしても案件選択の自由度が低くなります。
客先常駐型のSESで特に起こりやすいのが、教育責任の曖昧さです。
たとえば、
という状態になりやすいのです。
これは未経験者にとってかなり厳しいです。
自分で学ぶ姿勢はもちろん必要ですが、最初の段階で何を学べばいいかすら分からない人に対して、「現場で覚えて」で済ませるのは酷です。
未経験者にとって最初の1年から3年は、とても重要です。
この時期にどんな経験を積むかで、その後のキャリアが大きく変わります。
もしこの期間を、
だけで過ごしてしまうと、「IT業界にいるのに開発経験がない」という状態になりかねません。
もちろん、すべての周辺業務が無意味とは言いません。
ただ、本人が開発者を目指しているなら、遠回りになる可能性は高いです。
転職活動中は、どうしても「まず内定がほしい」という気持ちが強くなります。
しかし未経験者ほど、目先の内定よりも数年後に何者になれているかを重視したほうがいいです。
大事なのは、入社しやすいか・未経験歓迎かだけではありません。
本当に重要なのは、
です。
この観点で見ると、未経験者にとってSESは第一候補にしにくい、というのがかなり現実的な見方です。


では、未経験者はどんな会社を選ぶべきなのでしょうか。
結論としては、受託開発や自社サービス企業のほうが、開発経験に触れられる可能性は高いです。
受託や自社サービスの大きなメリットは、開発メンバーが社内にいることです。
つまり、分からないことがあったときに、同じ会社の先輩に聞きやすい環境が作りやすいのです。
これは未経験者にとってかなり大きいです。
客先常駐だと、このあたりがどうしても不安定になりやすいので、最初の学習環境としては社内開発のほうが有利です。
受託や自社サービスでは、システム開発の流れ全体が見えやすいことも大きな利点です。
たとえば、
といった流れを、一つの会社の中で把握しやすくなります。
未経験者は、まず「開発という仕事がどう進むのか」を全体で理解することが大切です。
一部の工程だけを断片的に経験するより、全体像が見える環境のほうが成長しやすいです。
自社サービス企業には、自社サービス企業ならではの良さがあります。
それは、作って終わりではなく、改善まで含めて関われることです。
たとえば、
といった経験がしやすくなります。
これは単なる実装スキルだけでなく、エンジニアとしての視野を広げるうえでも価値があります。
とはいえ、受託や自社サービスなら何でも良いわけではありません。
当然ながら、こちらにも弱点はあります。
それでも、未経験者が開発実務に触れられる確率で考えると、SESより受託や自社サービスのほうが有利なケースは多いです。


ここまで読むと、SESは全部ダメなのかと思うかもしれません。
ですが、そういうわけでもありません。合う人には合います。
SESが向いているのは、まず一定の基礎スキルがある人です。
経験者であれば、
といったメリットを得やすくなります。
未経験者には厳しくても、経験者にはプラスに働くことがあるのです。
一つの会社や一つのプロダクトに長く関わるより、複数の現場や業界を見たい人にとっては、SESや客先常駐が向いている場合があります。
たとえば、
といった点は魅力です。
結局のところ、問題はSESという仕組みそのものよりどんな会社がどう運用しているかです。
良いSES企業であれば、
といった環境が整っています。
逆に、悪い会社であれば、どんな綺麗な言葉を並べていても苦しくなります。


最後に、SES企業や客先常駐求人を見るときのチェックポイントを整理します。
特に未経験者は、ここをかなり意識したほうがいいです。
面接では具体的に聞いたほうがいいでしょう。
確認したいのは、たとえば次のような点です。
ここが曖昧な会社は危険です。
抽象論ばかりで具体例が出てこないなら、かなり警戒したほうがいいでしょう。
「開発案件あり」と書いてあっても、それだけでは判断できません。
見るべきなのは、どの工程が多いかです。たとえば、
この違いはかなり大きいです。
同じ「IT案件」でも、中身が違えばキャリアへの影響も大きく変わります。
面接時の違和感は意外と重要です。
たとえば、次のような会社は注意が必要です。
こういう会社は、入社後に「聞いていた話と違う」となりやすいです。
客先常駐では、現場配属後のフォローがかなり重要です。
そのため、次のような点も確認したほうがいいです。
「配属後は現場次第です」という会社は、正直かなり不安です。
未経験者ほど、放置されない仕組みがあるかを見たほうがいいでしょう。
「SESはやめとけ」「客先常駐は危ない」といった言葉には、昔の業界イメージが色濃く残っている面もあります。とはいえ、今でも未経験者を食い物にするような求人があるのも事実です。だからこそ、言葉の印象だけで判断するのではなく、実際にどんな案件を持っていて、入社後にどんな経験が積める会社なのかを見極めることが大切です。
ITエンジニア・ITコンサルのキャリアでは、収入、働き方、担当工程、リモート可否など、何を重視するかによって選ぶべき道が変わります。
セルワークITフリーランスでは、上流工程・ITコンサル案件や月80万円以上の案件、リモート可能案件などを扱っています。
一方で、フリーランスだけを前提にせず、正社員転職という選択肢も含めて相談できます。
今の経験を活かして案件を探すべきか、転職で環境を変えるべきか、もう少し経験を積むべきか。
まずは、サービスページで対応領域や案件の特徴を確認してみてください。
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