ITエンジニア・ITコンサルの次のキャリアを考える方へ
フリーランスとして案件を探すか、正社員として環境を変えるか。
どちらが合うかは、これまでの経験や希望する働き方によって変わります。
セルワークITフリーランスでは、フリーランス向けの案件紹介に加えて、正社員のITエンジニア・ITコンサル向けの転職相談にも対応しています。
まずは、自分の経験でどのような案件・求人が選択肢に入るのかを確認してみてください。

フリーランスとして案件を探すか、正社員として環境を変えるか。
どちらが合うかは、これまでの経験や希望する働き方によって変わります。
セルワークITフリーランスでは、フリーランス向けの案件紹介に加えて、正社員のITエンジニア・ITコンサル向けの転職相談にも対応しています。
まずは、自分の経験でどのような案件・求人が選択肢に入るのかを確認してみてください。
プライベートで勉強するのはつらい。仕事としてエンジニアは特別ではないのでは。なるほど #wtm118
— にしもつ (@24motz) November 16, 2024
IT業界、今もずっと変わらないのは
— むぬ (@rararamomu) October 26, 2024
勉強し続ける人は強いし優遇される
勉強だけでは駄目で、実務経験もちゃんと積もう
この2つ。本当にずっと勉強。これが楽しくないなら止めたほうがいい。プライベートで勉強しなくてもいいが、エンジニアではないきがする
「エンジニアにはプライベートがない」というイメージは、いまだに根強く残っています。
ただ、結論から言うと、2010年代半ばくらいまでの風潮を引きずっている部分が大きいです。
今は業界全体がホワイト化し、ワークライフバランスを実現できる企業も確実に増えました。
リモートワークやフレックス、オンコール体制の整備、開発プロセスの改善など、働き方そのものが大きく変わってきています。
一方で、エンジニアの仕事は「システムを止めない」「データを守る」などの責任と隣り合わせです。緊急対応などで時間外に対応を求められる可能性はゼロにはなりません。
この記事では、現場目線で整理していきます。

まずは、なぜこのイメージが生まれたのか。
「今はホワイトだよ」と言われても、説得力がないと感じる人も多いのではないでしょうか。
2000年代〜2010年代前半は、特に受託開発やSIの世界で、このような状況が珍しくありませんでした。
最後は気合いで帳尻を合わせることが多く、「終電逃してタクシー」「徹夜・休日出勤は当たり前」といった話が武勇伝として語られ、ブラックな働き方が“ある種の標準”になってしまった時代があったのです。
もちろん当時でもホワイトな職場はありました。
ただ、業界の構造として「炎上しやすい」条件が揃っていたのは事実です。
クラウドが当たり前になる前は、サーバーやネットワークを自前で抱えるオンプレ運用が中心でした。
障害が起きたときは下記のように対応しており、夜間対応の負担が大きかったのです。
今でもオンプレは存在しますが、“運用のやり方”が違います。
エンジニアのプライベートが削られる最大の原因は、実は労働時間そのものよりも属人化が原因です。
こうなると、何か起きたときに呼ばれる人が固定されます。つまり、休んでいても気が休まらない状態になります。
これが「プライベートがない」という感覚を強めていました。

エンジニアの働き方が変化したのは、精神論ではなく、構造が変わったからです。
クラウド(AWS / Azure / GCP)の普及は、働き方に大きく影響しました。
つまり、「人が夜に頑張らないと回らない」構造ではなくなったわけです。
もちろんクラウドでも障害は起きますが、以前より“対応の設計”がしやすい。これが大きいです。
昔はウォーターフォール一択で、後半にバグが雪崩れ込み、最終局面で地獄を見ることが起こりがちでした。
今は、アジャイル/スクラム、CI/CD、自動テスト、コードレビュー、段階リリースなどにより、「小さく作って、小さく壊して、小さく直す」ができるチームが増えました。
結果として、無理な追い込みが減っていきました。
エンジニア不足が続く中で、ブラックな環境はエンジニアを採用できなくなりました。企業側がどれだけ実情を隠そうとしても、口コミサイトやSNSで情報が出回ることは避けられません。
そのため、企業側も下記に取り組まざるを得なくなりました。
つまり、ホワイト化は“企業側の善意”ではなく“生存戦略”として進んだ側面があります。

しかし、どれだけ環境を整備しても、エンジニアの仕事は「止まると困るもの」を扱っています。
「火事が起きたら消防士は出動する」のと同じで、止まったときに動く役割が必要になります。
ホワイトな企業でも、時間外対応が求められることはあります。
しかし、時間外対応が日常化しているなら、それは個人の努力で解決する話ではありません。
たとえば頻繁な緊急対応の原因は、だいたい以下です。
こういった環境は、短期的には回っても、長期的には崩壊します。
繰り返しますが、体制が整っているホワイトな企業でも、年に数回、あるいは数カ月に一度、何かしらの対応が必要になることはあります。
そのときに、

まあ仕方ない。平日に代休取れるし。
と思える人もいれば、



1回でも時間外に連絡が来るなら無理!そうならないように会社がなんとかすべき。
という人もいます。
後者が悪いわけではなく、「そうならないように会社がなんとかすべき」というのはその通りですが、“24/7で動くシステム”に関わる職種として、「時間外の対応は何がなんでもしない」という人は、価値観的にミスマッチが起きやすいです。
ここは自己理解が必要です。


ワークライフバランスは、個人の工夫よりも環境要因が原因です。会社選びで8割決まるということです。
採用面談や求人を見るときは、次のポイントを“具体”で確認するのが効果的です。
ポイントは、単に「制度があるか」ではなく、運用実態がどうかまで踏み込むことです。
もちろん例外はありますが、ワークライフバランスを重視するなら避けた方が安全です。


ここからは、会社側・チーム側の改善策です。もしあなたがリーダーや中堅なら、仕組みを変える側にも回れます。
オンコール自体が悪ではありません。悪いのは下記が常態化していることです。
理想は以下の循環があることです。
「深夜に叩き起こされる」のは、だいたいノイズアラートが原因です。
これらを減らすだけで、体感の負担は激減します。
アラートは“多いほど安心”ではなく、少なくて鋭いほど良いです。
夜間対応がつらい理由は、判断が重いからです。だからこそ下記が効きます。
「人が悩まなくていい状態」を増やすほど、時間外対応は軽くなります。
大きなリリースは失敗のインパクトも大きいです。だからこそアクティブユーザーが少ない夜にやる企業が多いのですが、この流れを断つには、以下が効果的です。
これらを行うことで、結果的に「夜に一発勝負」が減ります。
緊急対応が増える根本原因は技術負債であることは珍しくありません。
だからこそ理想論ではなく、運用として負債を返す仕組みが必要です。


エンジニアがワークライフバランスを改善し、プライベートを守れるかどうかは環境選びが大きく影響しますが、個人でできることもあります。「自衛」ですね。
下記が曖昧だと、プライベートの侵食が始まります。
「いつでも反応できる人」がいると、それが“期待”に変わります。
だからこそ、最初から線引きしておく方が、実はチームのためにもなります。
時間外対応があったら、下記を簡単でもいいので残しておくだけで、改善の議論がしやすくなります。
「つらいです」だけだと通りづらい場面でも、「先月、時間外対応が6回で合計9時間。原因の半分が監視ノイズ」と伝えれば、改善される可能性が高くなります。
もちろん会社次第ですが、下記のように比較的時間外対応が少ない傾向のシステムもあります。
「絶対に時間外の対応は嫌」なら、エンジニア以外の仕事も視野に入れるか、下記のシステムを扱っている企業に入社するのが良いでしょう。
「何を扱うか」で、時間外対応の確率は変わります。“エンジニア=全部同じ”ではありません。
頻繁に時間外対応が起きるなら、個人ではなく会社の体制問題です。転職や配属では「運用実態」を確認しましょう。
ITエンジニア・ITコンサルのキャリアでは、収入、働き方、担当工程、リモート可否など、何を重視するかによって選ぶべき道が変わります。
セルワークITフリーランスでは、上流工程・ITコンサル案件や月80万円以上の案件、リモート可能案件などを扱っています。
一方で、フリーランスだけを前提にせず、正社員転職という選択肢も含めて相談できます。
今の経験を活かして案件を探すべきか、転職で環境を変えるべきか、もう少し経験を積むべきか。
まずは、サービスページで対応領域や案件の特徴を確認してみてください。
セルワークITフリーランス編集部は、ITエンジニア・ITフリーランス・SES人材のキャリア支援を行う「株式会社セルバ」が運営する編集チームです。
株式会社セルバは、Webシステム開発・ポータルサイト構築を中心に20年以上の実績を持ち、IT業界・人材業界の両分野において、事業運営と現場支援の両面から関わってきました。
自社サービスとして、IT人材向けの求人・マッチング・キャリア支援に関する複数のWebサービスを運営しています。
編集部では、そうした事業運営の中で蓄積されてきたITフリーランスからの相談内容、案件参画時の実例、契約・単価・キャリアに関する課題をもとに、実務に即した情報を編集・監修しています。
本メディア「セルワークITフリーランス」では、単なる一般論や表面的なノウハウではなく、現場で実際に起きている課題や意思決定のポイントを重視し、ITフリーランスが自分に合った働き方を選ぶための情報提供を目的としています。
記事はすべて、IT業界・人材業界の実務に携わる運営チームによる確認・編集体制のもとで公開しています。
コメント